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STORIES

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全国を結ぶネットワークを活かし日常のワンシーンを。

「Stories」では、日本全国各地のイベントや人々との交流、日常の活動など、各地域の支店・営業所で働く社員目線の情報をお伝えいたします。

社員旅行<山形旅行記>

Tokyo 2019年08月29日(木)

 今回のストーリーズは山形県の旅行記です。皆さんは山形県といえば何を思い描きますか。山形は今回が2回目の旅ですが、やはりさくらんぼと芋煮、玉こんにゃくです。他にもすばらしい食べ物や飲み物、観光地など、沢山あるはずです。今回は社員旅行で行った山形県の思い出を辿ってみたいと思います。

【6月7日(金)7:30 JR東京駅集合】
 8時08分、山形新幹線「つばさ127号」にてJR東京駅出発。例年より2日早く梅雨入りしたこの日、雨雲とともに一路山形に向かいます。車両一両貸切の車内は早くも宴会状態に。11時11分JR山形駅に到着しました。

 降り立った山形は遠くに望む雄大な蔵王と近くにひょこひょこと立つ山が可愛く、優しく迎え入れてもらったように感じました。
昼食を取るためにバス移動で立石寺横の「ふもとや」さんに向かいます。

【ふもとや】
 昼食は鮎の塩焼き定食&芋煮。椀に盛られた芋煮は肉じゃがみたいなものかと思っていましたが、目の前の芋煮は透明感のある醤油仕立てで、柔らかな牛肉と里芋、こんにゃくが上品に盛られ、旨い!の声があちこちのテーブルから聞こえて来ました。山形名物の芋煮を堪能し、その後テレビでも紹介された「さくらんぼソフトクリーム」を食べ大満足。

【山寺(宝珠山 立石寺)】
 今にも降りそうな空模様の中、いざ山寺へ出発。
山寺は貞観二年(860年)天台座主第3世慈覚大師円仁によって建立された、千年以上続く由緒あるお寺です。昔から悪縁切りのお寺としても信仰を集めています。
また、元禄二年(1689)に俳聖松尾芭蕉が奥の細道の紀行の際この地を訪れ、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の名句を残したことでも有名です。

「一段二段と登ることにより煩悩が消滅する」と言われている1015段にも及ぶ石段を、途中何度も立ち止まりながら登ります。木々に囲まれ見上げる景色、五大堂からの景色はまるで水墨画の中に居るかのようで本当に最高でした(煩悩が消滅したかはわかりませんが、アルコールは抜けました)。

【山形県観光物産会館】
 こちらでは山形銘菓 老舗長榮堂の富貴豆、蔵王銘菓 樹氷ロマンなどを購入しました。

【牧野観光フルーツ園】
 念願のさくらんぼ狩りを堪能しました。

【日本の宿・古窯】
 宿泊は著名人も利用するかみのやま温泉にある老舗旅館「古窯」です。日本の旅館100選で42年連続TOP10に選ばれ続ける老舗旅館で宴会の演出も素晴らしく、オープンキッチンで捌きたてのお刺身や、揚げたての天麩羅がふるまわれ、宴会場中央に設営された櫓では社員も参加して餅つきや花笠音頭を楽しみました。

6月8日(土)【丹野こんにゃく番所】【熊野大社】
 8時30分バス移動でホテルを出発し、丹野こんにゃく番所へ行き名物の「玉こんにゃく」を堪能しました。悪天候で観光名所「蔵王のお釜」は中止になり、熊野大社や高畠ワイナリーへと向かいます。

【高畠ワイナリー】
 高畠ワイナリーは、2013年3月、2020年オリンピック・パラリンピック招致の一環として行われた国際オリンピック委員会(IOC)現地調査後の夕食会で供されたワイン「ナイトハーベスト シャルドネ」を生産するワイナリーです。
数多くの試飲が用意された中からお土産に赤ワインをチョイスしました。

【上杉城史苑】
 昼食に米沢牛をいただき、上杉城史苑を訪れ上杉神社や松岬神社を見て回りました。上杉神社は上杉城史苑から奥に入った松岬公園内にあり、上杉謙信公を祀っています。松岬神社には、米沢の今を築いた名君・上杉鷹山や景勝、直江兼続などを祀り、鷹山の名言「為せば成る」「伝国の辞」の石碑が建てられています。

15時25分JR米沢駅を出発。新幹線が発着するホームの大きな黒牛の置物に見送られ、旨い食事、旨い酒、フルーツ、温泉、おもてなしに感謝しながら帰路に着きました。

※つばさは、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。

※古窯は、株式会社旅館古窯の登録商標または商標です。

※山形名物玉こんにゃくは、山形県こんにゃく協同組合の地域団体商標です。

※ナイトハーベストは、高畠ワイン株式会社の登録商標です。

※高畠ワイナリーは、高畠ワイン株式会社の登録商標です。

北海道開拓とミックスカルチャー

Hokkaidou 2019年05月24日(金)

 北海道は明治になるまで蝦夷と呼ばれ、日本人はほんの少数しかいませんでした。
 明治になり屯田兵が北海道を開拓したのは有名な話ですが、私の曽祖父も祖父を連れて四国から屯田兵として今の東旭川に入植しています。
旭川兵村記念館には、曽祖父の入居地区の地図が有り、曽祖父の名前も刻まれています。

 あまり知られていませんが屯田兵が北海道を開拓するためのベースになったのが東本願寺の現如上人が率いる178名の僧侶一団でした。
尾去別(おさるべつ・現在の伊達市)から中山峠、そして平岸(現在の札幌市)まで、その一団を筆頭に現地のアイヌの方々と道を切り開き、今の札幌のベースとなっています。
 尾去別から平岸までの105kmに及ぶ大工事を1年3ヶ月で行い、今の国道230号線の前身となりました。
今も中山峠や簾舞二星岱(みすまいにせいだい)南麓・平岸天神山南麓に旧道碑が有ります。

 また明治になって屯田兵を筆頭に全国から入植者が集まったため、伝統・風習に縛られずに独自の文化を構築するとともに他の地区の文化を素直に受け入れ、自分たちの祭りとして取り込んでいます。
例えば、YOSAKOIソーラン祭りという祭りが毎年6月に札幌市で開催されていますが、元々は高知のよさこい祭りを一人の大学生が見て「北海道でもこんな祭りがあったら良いな」と有志で始めたのがきっかけです。1992年に第1回が開催されたこの祭りは、今では日本全国に留まらず、全世界から人が集まる祭りに成長しました。

 他の地域から来た人たちにも優しいのが北海道の文化です。北海道のこれからのシーズンは、梅雨も無く見ごろの季節となります。昔の人たちのご苦労に感謝しつつ、是非一度訪れてください。

※東本願寺 は真宗大谷派の登録商標です。

赤穂かきまつり

Kansai 2019年03月22日(金)

 海のミルクともいわれる「かき」といえば、広島県や宮城県産が有名ですが、兵庫県や岡山県の瀬戸内海沿岸でも「真牡蠣」の養殖が盛んに行われています。瀬戸内海の真牡蠣は冬に旬を迎え、一番美味しいといわれています。毎年この時期になると、瀬戸内海沿岸では兵庫県の西播を中心に1月下旬から2月下旬にかけて各地で「かきまつり」が開催されます。今回のストーリーズでは、その中の一つ「赤穂かきまつり」へ行ってきたので簡単に紹介します。

 今年の赤穂かきまつりは、2月3日(日)に開催されました。会場となる赤穂海浜公園では隣接する駐車場が無料開放され、小さいお子様連れでも便利です。JR播州赤穂駅から臨時バスもピストン運行しているので電車での来場も可能です。当日の天候はあいにくの曇り空でしたが、非常に多くの人々が来場され、かきに舌鼓をうたれていました。

 各地のかきまつりの中でも特に赤穂かきまつりでは、焼き牡蠣が個数限定で無料配布されるので人気があります。今年も多くの人が行列を作っていましたが、私は並ぶ元気がなく、おいしそうに焼き牡蠣を食べる人を恨めしそうに見ているだけでした。

 また、一杯百円のかき味噌汁も人気でした。屋台ではかき入りお好み焼き(かきおこ)やカキフライ、かき御飯、かき焼きそば、蒸しがきなどのかきを使った料理が多数販売されています。その他、むき身やから付のかきが安価で販売されており、現地から宅配便で発送することも可能です。こちらも多くの人が並んでいましたが、買ったばかりのかきをその場でバーベキューにして食べる人もいます。

 まつりのステージでは、ちょうど学生による「よさこい踊り」が披露されているところでした。また、かきの重さと個数を当てる「かき重さあて大会」も開催されており、10名にかきがプレゼントされるようです。ガラガラ抽選会もありましたが、くじ運の悪い私は、目当ての殻付きかきを買ったら早々に会場を後にしました。

参考までに赤穂かきまつり以外にも瀬戸内海沿岸で開催されるおすすめのかきまつりの情報もお知らせします。<>内は今年の開催日です。

  • 姫路とれとれ市場かきフェア <1月19日(土)・20日(日)>
  • 室津かきまつり <1月27日(日)>
  • 網干かき祭り <2月3日(日)>
  • 相生かきまつり <2月10日(日)>

※今年は全て終了しております。また、牡蠣の生育状態によっては開催されない年もあります。

岩牡蠣の旬は夏ですが、真牡蠣の旬は冬!来年の冬は是非、瀬戸内海沿岸のかきまつりで舌鼓を打ってはいかがでしょうか。

東京福めぐり 【開運八社さんぽ】

Tokyo 2019年01月31日(木)

 ご朱印に興味を持ち出して約10年。休日、時間がある時に、カメラとご朱印帳を持って神社仏閣を訪れては上手ではない写真を撮り、ご朱印をいただき、家に帰ってじっくり写真とご朱印と訪れた神社仏閣の歴史を確認することに楽しみを感じる年齢となってまいりました。
 今回2回目の東京転勤で2度目の単身赴任生活、気が付くと何回目かの厄年を迎える年となり、前厄ではあるが何か厄落としの一環として目的をもって神社仏閣巡りをしてみようと一念発起。

 今までは、何も考えずWebで情報収集しては行きたいところに行って、自己満足の写真を撮り、ご朱印をいただくことを楽しみにしていました。いざ目的を持って神社仏閣巡りとなるとどうしようかと考えていたところに、築地市場移転のニュースが流れてきました。確か近くに神社があったはずとWebで確認し、行けば何かあるだろうとさっそく築地の波除神社に行く準備。波除神社でいつものように写真を撮り、ご朱印をいただきに社務所に向かうとそこに「東京福めぐり 開運八社さんぽ」の案内がありました。
 これを厄落としの一環としようと、さっそく「東京福めぐり 開運八社さんぽ」用のご朱印帳を購入し、波除神社のご朱印をいただき、2018年内中に開運八社巡りを終えることを自分に言い聞かせて、自分なりの厄落としのはじまりです。

【波除神社(2018年7月15日)】
 築地市場の隣にある神社(厄除け・災難除け・開運招福)
毎月7日に七福神が描かれた特別なご朱印をいただくことができます。鳥居を潜ると左右に天井大獅子とお歯黒獅子があります。

【浅草神社(2018年7月21日)】
 浅草寺の隣にある神社(商売繁盛・家内安全・心願成就)
鳥居を潜って右側に川口松太郎の句碑があります。

【鳥越神社(2018年8月4日)】
 蔵前橋通りに面した神社(出世開運・子育て・諸願成就)
参拝した時は、はしまつりが終ったあとでした。

【烏森神社(2018年9月9日)】
 新橋駅烏森口近くのビルに囲まれた神社(商売繁盛・技芸上達・必勝成就)
カラフルなご朱印がいただける神社です。

【福徳神社(2018年10月7日)】
 日本橋三越近くの神社(宝くじ当選・良縁成就・旅行安全)
高層ビルに囲まれた中に厳かな空間があります。

【高輪神社(2018年12月9日)】
 泉岳寺駅近くにある神社(学業成就・防火防災・健康長寿)
マンション等に囲まれた中に厳かな空間があります。

【上神明天祖神社(2018年12月9日)】
 中延駅から徒歩7分、上神明小学校近くにある神社(防災招福・病気平癒・立身出世)
社殿右側奥に「撫で白蛇」があります。白蛇がデザインされたご朱印がもらえます。

【戸越八幡神社(2018年12月9日)】
 戸越銀座商店街を通り、文庫の森公園近くにある神社(厄除け・安産健育・勝運)
いろいろなご朱印が準備されており、どのご朱印をいただくか迷ってしまいます。

 戸越八幡神社を参拝することで、「東京福めぐり 開運八社さんぽ」最後のご朱印をもらいました。ここで、満願印と満願した日付を記入してもらい、無事に2018年内中に、「東京福めぐり 開運八社さんぽ」を満願することができました。

 2018年は前厄であったせいか、生まれて初めて「人間ドックでの再検査指示」が出たり、「2泊3日の検査入院」を経験したりと体調的に良いことがなかったので、今年本厄を迎えるにあたり、今以上に悪いことが起こらないように、2019年も楽しみの一つである神社仏閣巡り(写真とご朱印)で気分転換と健康に気を付けていきたいと思っています。